参考になるものはある?
私が実践している高配当株を購入する3つのタイミングを紹介します。
購入するタイミングだけではなく、注意するポイントも紹介しているので参考にしてみてください。
私の投資歴はまだ2年くらいですが、今回紹介してるタイミングで購入した結果、約8割の銘柄の損益がプラスになっています。
目次
高配当株を買うタイミング
高配当株を買うタイミングは下記3つになります。
- 市場全体が大暴落の時
- 株価が急落した時
- 配当利回りが〇%以上になった時
市場全体が大暴落の時
高配当株を買うタイミングの1つ目は、○○ショックなど市場全体が大暴落の時です。
市場全体が大暴落しているときは、優良な企業の株価も暴落しやすくなります。
上のグラフは過去5年間の日経平均株価のチャートです。
最近では2020年3月の「コロナショック」で市場全体が大暴落しました。
2000年以降の○○ショック
2007年:サブプライム・ショック
2008年:リーマン・ショック
2015年:チャイナ・ショック
2018年:イギリスEU離脱、トランプショック
2018年:米中貿易摩擦
2020年:コロナショック
出典:YAHOO!ファイナンス
上のグラフはKDDI(9433)の過去2年間の株価のチャートです。
高配当&優良企業のKDDIでもコロナショックの影響(赤丸部分)で20%以上株価が下がりました。
日経平均株価も、KDDIの株価も市場全体が大暴落した後には、株価が戻っていることがわかります。
ただし、市場全体が大暴落の時でも下記のような注意が必要です。
- 株価が暴落中は株価が安くなっても買わない
- どの銘柄でも株価が元に戻るわけではない
- ○○ショック後の生活が一変することもある
株価が急落した時
高配当株を買うタイミングの2つ目は、(特定銘柄の)株価が急落した時です。
株価が急落するには国の方針や規制、自然災害等、企業が悪いわけでないときがあります。
出典:YAHOO!ファイナンス
上のグラフはKDDI(9433)の過去2年間の株価のチャートです。
菅元総理の「携帯電話料金引き下げの検討指示」後(青丸部分)に20%以上株価が下がりました。
KDDIの株価は一時的には株価が下がっていますが、その後株価が戻っていることがわかります。
ただし、株価が暴落した時でも下記のような注意が必要です。
- 業界の未来
- 不祥事を起こしていないか
- 利益や財務、配当方針等が悪化していないか
急落した理由を調べましょう!
配当利回りが〇%以上になった時
高配当株を買うタイミングの3つ目は、配当利回りが〇%以上になった時です。
高配当株投資をしている人は、配当利回りは何%以上欲しいという人は多いと思います。
何%というのは人によって違うので、自分が欲しい配当利回りでかまいません。
配当利回りが普段から高い銘柄もあるので、その銘柄は個別に配当利回りをきめるのがおすすめです。
私は配当利回り4%以上を目安にしていて、銘柄によっては5%や6%で購入しています。
yahoo!ファイナンスで購入を検討している高配当銘柄の一覧を作ったり、アプリで株価が下がったときにアラートが出るようにして管理しています。
ただし、配当利回りが〇%以上になった時でも下記のような注意が必要です。
- 銘柄毎に普段の利回りが違う
- 記念配当などで一時的に利回りがあがる場合あり
- 配当方針に変更がないか
銘柄一覧やアラートを設定していると便利です!
利回りは〇%を目安にしたらいいのか
私は配当利回り4%以上を目安にしています。
最初は配当利回り4%以上になった銘柄を買えばいいので簡単だと思っていました。
でも、実際に配当利回り(YAHOO!ファイナンス)を確認してみると、配当利回り4%以上の銘柄は意外と多いんですよね。。。
同じようにそのような銘柄は「いつ買えばいいのか」という人もいると思います。
私がすでに配当利回り4%以上の銘柄はいつ買っているのか紹介します。
私のやり方が正解というわけではないので、そういう考え方もあるのかという参考にしてもらえばと思います。
出典:三井住友フィナンシャルグループ【8316】:チャート - Yahoo!ファイナンス
こちらは三井住友フィナンシャルグループ(8316)の1年チャートです。
まずは①チャートから株価が下落したときにいくらまで下がっているか同じ箇所がないか確認します。
チャートから2021年の4月と7月に、3716円まで下がっていることがわかりますね。
株価が①以下になったときに購入するという流れです。
今回の場合は3716円なので、7月・11月・12月に購入するタイミングがありますね。
必ずうまくいくとは限りませんが、いつまで下がるかわからないので、私はこのやり方で購入しています!
下記記事で私の日本高配当株の運用実績を公開していますので、結果がどうなっているのか気になる方は確認してみてはどうでしょうか。
損益がマイナスの銘柄もプラスの銘柄もありますが、トータルではプラスになっています。(2022年1月現在)
高配当株を買うタイミングに自信がもてないときの対処法
高配当株を買うタイミングを3つ紹介しましたが「本当に今のタイミングでいいのか?」や、「購入した後に株価が下がったらどうしよう」という人もいると思います。
私もいまだにタイミングに悩むことや、購入した後に株価が下がってしまうことがあります。
そのようなときの対処法は「少額ずつ購入する」です。
少額ずつ購入の例
①100株購入 ➡ 100,000円必要
② 1株購入 ➡ 1,000円必要
◆購入後株価が900円になった場合
①100株購入 ➡ 損益-10,000円
② 1株購入 ➡ 損益-100円
株を売買するときは100株単位の証券会社が多いですが、1株単位で購入出来る証券会社もあります。
昔は100株未満での購入は手数料が高かったのですが、今は手数料が安い証券会社が増えてきました。
1株単位で購入出来て、手数料も安い証券会社には「ネオモバイル証券」、「LINE証券」、「マネックス証券」等があります。
まずは「少額ずつ購入」してみてはどうでしょうか?
まとめ
高配当株を買うタイミングを3つ紹介しました。
- 市場全体が大暴落の時
- 株価が急落した時
- 配当利回りが〇%以上になった時
高配当株を買うタイミングを紹介したのですが、タイミングが来たと思って何も考えずに購入するのは危険です!
注意しないといけないことも紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。
高配当株を買うタイミングに自信がない場合は、少額ずつ購入するのがおすすめです。