月収10万円にはいくら資金が必要?
スワップ投資の設定や運用実績が知りたい。
メキシコペソの取引歴は5年以上です!
その悩みを解決できるような記事を書きました!
この記事を読むと下記3つがわかります。
- メキシコペソでスワップ投資をする理由
- 月収10万円に必要な資金
- 設定と運用実績
私はFXでは自動売買が多いのですが、メキシコペソとトルコリラはスワップ投資もしています。
メキシコペソ円でスワップ投資を始めようという方の参考になるように、運用実績や設定について紹介していきます!
目次
メキシコペソスワップ投資の運用実績
2024年6月のメキシコ大統領選挙の結果でメキシコペソが暴落してどこまで下がるかわからないので、一旦2024年5月で運用停止しました。
2024年11月にはアメリカ大統領選挙があり、結果次第でメキシコペソが変動しそうなので、それが落ち着いてから再開予定です。
2023年11月からはじめたメキシコペソスワップ投資の運用実績は下表のとおりです。(毎月更新予定)
◆旧新運用期間:2024/11〜予定
元本:xx万円
年月 | 通貨数※ | スワップ ポイント (累計) |
評価損益 |
---|---|---|---|
2024/11 | -LOT | -円 | --円 |
※1LOT=1万通貨
◆旧旧運用期間:2023/12〜2024/4
元本:15万円
年月 | 通貨数 | スワップ ポイント (累計) |
評価損益 |
---|---|---|---|
2024/4 | 7LOT | 27,709円 | +45,626円 |
2024/3 | 7LOT | 21,132円 | +73,766円 |
2024/2 | 7LOT | 16,028円 | +32,970円 |
2024/1 | 7LOT | 10,724円 | +12,407円 |
2023/12 | 5LOT | 4,906円 | -3,080円 |
メキシコペソを運用する理由
メキシコペソを運用する理由は下記です。
- スワップポイントが高い
- 国債格付けが高い
- 値幅が一定レンジ内
- 少額で取引できる
スワップポイントが高い
メキシコの政策金利は10.50%で、日本は-0.10%なので大きな差があります。(2023年1月時点)
金利差が大きいほど、貰えるスワップポイントが多くなります。
過去の政策金利の推移をみても高めになっていますね。
▼メキシコ政策金利の推移
決済されない期間でも、毎日スワップポイントが貰えるのは嬉しいです!!
国債格付けが高い
メキシコの格付けは高金利通貨国の中で最高水準です。
下記が主な高金利通貨国の格付けの表になります。
格付け会社/国 | メキシコ | 南アフリカ | トルコ |
---|---|---|---|
S&P | BBB | BB | B+ |
Moody’s | Baa1 | Baa3 | Ba3 |
Fitch | BBB- | BB+ | BB |
※2023/01現在
どの格付け会社でもメキシコが1番高い格付けになっています。
高金利通貨の中ではメキシコが信用できるということですね!
値幅が一定レンジ内
メキシコペソ/円は一定の狭いレンジで比較的激しく変動しているので、トラリピ向きの通貨ペアだと思います。
▼メキシコペソ/円チャート
メキシコペソ/円は2008年のリーマンショック時には6円、2020年コロナショック時には4.5円くらいまで下がっていますが、4,5~8円のレンジ内で推移しています。
ちなみに、高金利通貨のトルコリラと南アフリカランドは右肩下がりのチャートになっているので、トラリピにもスワップ投資にも向いていなさそうですね。
▼トルコリラ/円チャート
▼南アフリカランド/円チャート
少額で取引できる
メキシコペソ/円はレンジが狭く、4.5~8円のレンジ内で推移しているので少額の証拠金で運用できます。
10,000通貨の場合、約2,500円の証拠金があれば取引可能です!(2022年2月現在)
スワップ投資での口座比較
メキシコペソのスワップ投資で口座を選ぶポイントは下記になります。
- 取引できる通貨
- スワップポイント
- スワップポイントのみ引出できるか
- 未決済のスワップポイントに課税されるか
下記でメキシコペソが取引できるいくつかの口座を比較してみました。
証券口座/項目 | スプレット | スワップポイント | 最低取引通貨 | スワップ引出 | 未決済スワップ課税 |
---|---|---|---|---|---|
セントラル短資FX | 0.1銭 | 24円 | 1,000通貨 | 〇 | 課税される |
ヒロセ通商 | 0.2銭 | 27円 | 10,000通貨 | 〇 | 課税されない |
みんなのFX | 0.3銭 | 24.1円 | 1,000通貨 | 〇 | 課税されない |
LIGHT FX | 0.3銭 | 27.1円(lightモード) | 1,000通貨 | 〇 | 課税されない |
※2023年11月現在
※スワップポイントは10,000通貨あたりの1日の平均
スワップ投資をするので、平均してスワップポイントが高い口座から選んでおけばいいと思います。
(スプレットとスワップポイントは変動するため)
月収10万円に必要な資金
メキシコペソのスワップ投資で月収10万円に必要な資金を計算してみます。
前提条件
- 1ヵ月:30日
- 1メキシコペソ:8円
- スワップポイント(1lot※):1日27円(月約800円)
※1lot=10,000通貨
月10万円スワップポイントをもらうのに必要な通貨数=
1lot×(10万円/800円)=125万通貨
125万通貨購入するのに必要な資金=
8円×125万通貨×1(レバレッジ)=1000万円
必要資金
レバレッジ | 必要資金 | スワップポイント(月) | ロスカットレート |
---|---|---|---|
なし(1倍) | 1000万円 | 101,250円 | 0円 |
2倍 | 500万円 | 101,250円 | 4.167円 |
3倍 | 333万円 | 101,250円 | 5.556円 |
5倍 | 200万円 | 101,250円 | 6.667円 |
コロナ時のメキシコペソのレートは4.2まで下がっているので、レバレッジ2倍までだと安心できそうですね。
政策金利やレートによって必要資金は変わるので、参考適度にしてください。
必要資金は約400万円で考えています!
メキシコペソスワップ投資の設定
私がメキシコペソでスワップ投資をする際の設定(戦略)を紹介していきます。
- 決済しない
- 分散させて少額ずつ購入
- レバレッジを低くする
決済しない
大きな暴落がない限り決済はしません。
損益が大きくプラスになると決済したくなりますが、決済してしまうとスワップポイントがもらえなくなってしまうので我慢です。
暴落しても決済しないと損失が増えてロスカットされてしまうので、スワップポイントと損失のバランスを見て決済しましょう。
スワップポイントの引出は口座によって自動か手動受取で分かれるので、口座を開設する際に確認しておきましょう。
少額ずつ購入
購入できるだけ購入してしまうと、購入後にレートが大きく下がってしまうと損失が多くなってしまいます。
スワップ投資なので早く通貨数を増やして、多くスワップポイントを貰いたいですが、我慢。。
私はいつ購入すればいいかわからないので、分散させて少額づつ「買」のポジションを増やしていきます。
レバレッジを低くする
レバレッジを低くしたほうがロスカット(強制決済)される確率が下がります。
同じ金額でもレバレッジが高い方がスワップポイントを多くもらえますが、リスクを下げるためにレバレッジは低くします。
レバレッジが低すぎるとスワップポイントが少なくなるので、メキシコペソでは3〜4倍が目安で、多くても5倍以下になるように。
購入タイミング
購入タイミングはレートが0.1下がる毎に数Lotずつ購入します。
いつが底かわかる人はいないし、もし購入した後に大きく下がっても損失を小さくするためです。
早くスワップポイントをたくさんもらいたいですが、なるべくリスクを減らしながら運用していきましょう。
注意点
FX(今回紹介した設定)は利益を狙える一方、リスクもあるので注意しましょう。
下記に注意点を5つまとめました。
- 預金とは違い元本保証ではない
- 絶対勝てる(負けない)という設定ではない
- スワップポイントやスプレットはずっと固定ではない
- 想定レンジから上振れ、下振れして損失になる可能性がある
- 証拠金が足りなくなるとロスカットされる
預金とは違い元本保証ではありません。
将来上昇(下落)するかは誰にもわかないので、絶対勝てる(負けない)わけではありません。
スワップポイントやスプレットは取引業者や政策金利、取引量などいろいろな条件によって変動します。
想定レンジは過去の推移から計算したものなので、上振れ、下振れして損失になる可能性があります。
証拠金が足りなくなるとロスカットされますが、一定の資産を守る役割があるので安全装置にもなります。
取引する前にリスクを正しく理解しておきましょう。
まとめ
今回はメキシコペソスワップ投資について下記3つを紹介しました。
- メキシコペソでスワップ投資をする理由
- 月収10万円に必要な資金
- 設定と運用実績
メキシコペソで運用する理由は、「スワップポイントが高い」、「国債格付けが高い」、「値幅が一定レンジ内」、「少額で取引できる」です。
月収10万円に必要な資金は、レバレッジ3〜4倍で約280万円。
毎月運用実績を公開しているので、メキシコペソのスワップ投資が気になる方は参考にしてください。