スワップ投資 FX

スワップポイント投資のやりかた【初心者向け】

2023-01-16

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簡単にスワップポイント投資はできる?
初心者で知識がないけど大丈夫?
自動売買のやり方がわからない。
投資初心者
モブ
私は2019年からスワップポイント投資をしています。
FX歴は5年以上です!
その悩みを解決できるような記事を書きました!

この記事を読むとスワップポイント投資について、下記3つがわかります。

  1. スワップポイント投資のメリットデメリット
  2. 通貨の選び方
  3. スワップポイント投資をする手順

スワップポイント投資で過去にロスカットされた経験があるので、注意点を含めてこれからスワップポイント投資を始めようという方の参考になるように紹介していきます!

スワップポイント投資のメリットデメリット

スワップポイント投資のメリットとデメリットは下記になります。

▼メリット

  1. 毎日スワップポイントがもらえる
  2. 頻繁に売買しなくていい
  3. 最低限の知識で運用できる

メリット①毎日スワップポイントがもらえる

スワップポイントは原則土日祝を除いて毎日発生します。

平日でもスワップポイントを貰えない日もありますが、まとめて2日分や3日分付与される日もあります。

また、証券会社によってスワップポイントが付与される日数が変わってきます。

仕事の間や寝ている間は手動で取引は難しいですよね。

私も手動で取引していたときに利益を逃してしまうことがあったので、24時間自動売買されるのは助かります。

メリット②頻繁に売買しなくていい

スワップポイントはポジションを保有しておくだけで貰えるので、頻繁に売買する必要はありません。

毎日いつ買っていつ売るのか判断しなくていいので、精神的メリットがあります。

ずっとチャートをみる必要がないので働きながらでも運用できます。

メリット③最低限の知識で運用できる

スワップポイントは最低限の知識で運用できます。

初心者がニュースや今後の値動きを分析したり、チャートやいろいろな指標から判断するのは難しいですよね。

まったく知識がないままは危ないですが、通貨ペアや想定レンジなど最低限の知識が必要で、難しい専門知識を学ぶ必要はありません。

▼デメリット

  1. 最低限の勉強が必要
  2. 短期間で大きな利益は狙えない
  3. 資金を失う可能性がある

デメリット①最低限の勉強が必要

どのようにスワップポイント運用をするのかを決めるのに最低限の勉強が必要になります。

通貨ペアによってはスワップポイントが少なかったり、マイナススワップになったりします

一度通貨ペアや想定レンジなど決めてしまえば、大きな動きがなければ運用方針は変えなくていいので、最低限の勉強はしておきましょう。

デメリット②短期間で大きな利益は狙えない

スワップポイント投資では毎日小さな利益を積み上げていきます

このような運用では短期間で大きな利益は狙えません。

通貨数が少ない間はスワップポイントが少ないですが、通貨数が増えてくるとスワップポイントが増えてきます。

短期間で利益を狙うのでなく、長期的に利益が積みあげていく運用になります。

デメリット③資金を失う可能性がある

FXは投資なので資金を失う可能性があります。

そうなる確率を減らすために、余裕をもって資金管理をしていきましょう。

不安な方は低レバレッジや少額での取引からはじめてみるのがおすすめ。

通貨の選び方

スワップポイント投資するときの通貨の選びかた、おすすめの通貨を紹介します。

ポイント

スワップポイント投資におすすめの通貨の条件は下記になります。

  • 政策金利の差が大きい通貨ペア
  • 国債格付けが高い
  • レートが一定レンジ内

政策金利の差が大きい通貨ペア

スワップ投資では低金利通貨と高金利通貨を組み合わせてスワップポイントをもらいます。

金利の差が大きい通貨ペアほどもらえるスワップポイントが多い傾向にあります。

現在(2025/3)は日本とスイスは低金利通貨が低いのでどちらかの通貨ペアがおすすめです。

国債格付けが高い

国債格付けが高い通貨ペアはレートが一定のレンジ内で推移しやすい傾向にあります。

国債格付けが低い通貨ペアではレートがどちらかにかたよってしまい、収支がマイナスになってしまうかもしれません。

トルコリラ/円は政策金利は高いですが、値幅が一定レンジ内でなく右肩下がりなのでリスクが高くなってしまいます。

通貨の比較

スワップポイント投資に使われる主な通貨を比較してみました。

▼主要格付け会社3社(ムーディーズ・S&P・フィッチ)による長期国債格付けランキング

国(通貨) 政策金利 ムーディーズ S&P フィッチ チャート
欧州 2.65% - - - ユーロ/円
ユーロ/スイスフラン
スイス 0.50% Aaa AAA AAA -
米国 4.50% Aaa AA+ AA+ ドル/円
ドル/スイスフラン
チェコ 3.75% Aa3 AA- AA- チェココルナ/円
日本 0.50% A1 A+ A -
ポーランド 5.75% A2 A- A- ズロチ/円
メキシコ 9.50% Baa2 BBB BBB- メキシコペソ/円
ハンガリー 6.50% Baa2 BBB- BBB ハンガリーフォリント/円
南アフリカ 7.50% Ba2 BB- BB- ランド/円
トルコ 42.50% B1 BB- BB- トルコリラ/円

※2025/3/15時点 格付ランキング順 欧州は省略
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スワップポイント投資をする手順

スワップポイント投資をする手順は下記になります。

  1. 通貨ペアを決める
  2. 証券会社の口座を開設する
  3. ポジションを保有するタイミングを決める
  4. 入金する
  5. 注文する
  6. 運用する
  7. メンテナンスする(必要があれば)

証券会社によって違う場合もありますが、基本的にはこの流れになります。

モブ
わたしもこの手順でスワップ投資をはじめました!

①通貨ペアを決める

スワップポイント投資におすすめの通貨の条件より、私が現在(2025/3)から運用開始するとしたら下記の通貨ペアになります。

  1. メキシコペソ/円
  2. ハンガリーフォリント/円
  3. トルコリラ/円

迷ったら取扱口座や取引量の多い「メキシコペソ/円」か「ハンガリーフォリント/円」から始めるのがいいと思います。

「トルコリラ/円」で始める場合はリスクが高くなるので、通貨数は低めがいいでしょう。

モブ
他の通貨ペアは現在のレートが高い位置にあり、レートが下がったときに収支がマイナスになるかもしれません。

下記は私がスワップ投資している(していた)通貨の実績になります。

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②証券会社の口座を開設する

ポジションを保有するタイミングを決めたら、証券会社口座を開設します。

同じ通貨ペアでも証券会社の口座によって、スワップポイントは違います

下記表で現在(2025/5)のスワップポイントが高めの証券会社の口座を比較しています。

▼メキシコペソ/円

証券会社 買スワップポイント※
みんなのFX(LIGHT) 25円 最新のスワップポイント
GMO外貨 20円 最新のスワップポイント
GMOクリック証券 18円 最新のスワップポイント

※スワップポイントは1万通貨あたり

▼ハンガリーフォリント/円

証券会社 買スワップポイント※
みんなのFX(LIGHT) 15円 最新のスワップポイント
GMOクリック証券 10円 最新のスワップポイント
セントラル短資FX 10円 最新のスワップポイント

※スワップポイントは10万通貨あたり

▼トルコリラ/円

証券会社 買スワップポイント※
みんなのFX(LIGHT) 50円 最新のスワップポイント
GMOクリック証券 41円 最新のスワップポイント
インヴァスト証券 38円 最新のスワップポイント

※スワップポイントは1万通貨あたり

スワップポイントは毎日変動する可能性があります

モブ
1口座につき1通貨ペア(多くても2通貨ペア)がおすすめです!
1口座で複数通貨ペアを保有していると、どれかの通貨ペアが暴落した時にまとめてロスカットされるかもしれません!

③ポジションを保有するタイミングを決める

通貨ペアを決めたらポジションを保有するタイミングを決めます。

一度にまとめてポジションを保有してしまのではなく、保有するタイミングをずらしましょう

保有した後、暴落が起きたときに損失が大きくなってしまうリスクを抑えることができます。

④入金する

証券会社の口座を開設したら入金します。

余剰資金で運用しましょう。

⑤注文する

入金したら、②で決めたルールで買(売)の注文をします。

証券会社によって設定方法が違うので、参考にした記事をもとに設定していきましょう。

⑥運用する

設定が終わったら運用していきます。

毎日ではなくてもいいのですが、運用状況は確認しておきましょう。

⑦メンテナンスする(必要があれば)

一度運用したらあとはほったらかしではなくて、メンテナンスも必要になってきます。

例えば、過去のレートを参考にしているのであれば、レートが過去のレートから外れた場合はどうするかですね。

まとめ

今回はスワップポイント投資のはじめかたについて紹介しました。

  1. 通貨ペアを決める
  2. 証券会社の口座を開設する
  3. ポジションを保有するタイミングを決める
  4. 入金する
  5. 注文する
  6. 運用する
  7. メンテナンスする(必要があれば)

また、スワップポイント投資のメリットデメリットも紹介しました。

メリット

  1. 毎日スワップポイントがもらえる
  2. 頻繁に売買しなくていい
  3. 最低限の知識で運用できる

デメリット

  1. 最低限の勉強が必要
  2. 短期間で大きな利益は狙えない
  3. 資金を失う可能性がある

これからスワップポイント投資をはじめてみようかという人に、今回の記事が参考になれば幸いです。

  • この記事を書いた人

凡人投資家モブ

本業年収300万円で資産形成中|投資は積立・自動売買・ルール決めで自動化して時間をなるべく使わず、副業時間増やしています|株式投資(高配当,優待株,投資信託)、FX(MXN,TRY,AUD/NZD)、仮想通貨(BTC,ETH,NFT)がメインでポイ活を少しやってます!

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