初心者で知識がないけど大丈夫?
運用実績が知りたい。
FX歴は5年以上です!
その悩みを解決できるような記事を書きました!
この記事を読むとメキシコペソ円の自動売買について、下記3つがわかります。
- 口座比較
- メキシコペソ円を運用する理由
- 設定と運用実績
私はFXでは5ペアの通貨(MXN/JPY,AUD/NZD,EUR/GBP,USD/CAD,NOK/SEK)で自動売買していて、通貨毎に口座を決めています。
FXでメキシコペソ円の自動売買を始めようという方の参考になるように、運用実績や設定について紹介していきます!
目次
FX自動売買の運用実績
MATSUI FX(松井証券)では2023年11月からメキシコペソ円の自動売買をはじめました。
2024年6月のメキシコ大統領選挙の結果でメキシコペソが暴落してどこまで下がるかわからないので、一旦2024年5月で運用停止しました。
2024年11月にはアメリカ大統領選挙があり、結果次第でメキシコペソが変動しそうなので、それが落ち着いてから再開予定です。
運用実績は下記になります。(毎月更新予定)
◆新設定期間(2024/11~予定)
年月 | 評価損益 | 確定損益 | 累計損益 | 当月利回り |
---|---|---|---|---|
2024/11 | +円 | % |
◆旧設定期間
メキシコペソを運用する理由
メキシコペソを運用する理由は下記です。
- スワップポイントが高い
- 国債格付けが高い
- 値幅が一定レンジ内
- 少額で取引できる
スワップポイントが高い
メキシコの政策金利は10.50%で、日本は-0.10%なので大きな差があります。(2023年1月時点)
金利差が大きいほど、貰えるスワップポイントが多くなります。
過去の政策金利の推移をみても高めになっていますね。
▼メキシコ政策金利の推移
トラリピで決済されない期間でも、毎日スワップポイントが貰えるのは嬉しいです!!
国債格付けが高い
メキシコの格付けは高金利通貨国の中で最高水準です。
下記が主な高金利通貨国の格付けの表になります。
格付け会社/国 | メキシコ | 南アフリカ | トルコ |
---|---|---|---|
S&P | BBB | BB | B+ |
Moody’s | Baa1 | Baa3 | Ba3 |
Fitch | BBB- | BB+ | BB |
※2023/01現在
どの格付け会社でもメキシコが1番高い格付けになっています。
新興国通貨の中ではメキシコが信用できるということですね!
値幅が一定レンジ内
メキシコペソ/円は一定の狭いレンジで比較的激しく変動しているので、トラリピ向きの通貨ペアだと思います。
▼メキシコペソ/円チャート
メキシコペソ/円は2008年のリーマンショック時には6円、2020年コロナショック時には4.5円くらいまで下がっていますが、4.5~8.5円のレンジ内で推移しています。
ちなみに、高金利通貨のトルコリラと南アフリカランドは右肩下がりのチャートになっているので、トラリピにもスワップ投資にも向いていなさそうですね。
▼トルコリラ/円チャート
▼南アフリカランド/円チャート
少額で取引できる
メキシコペソ/円はレンジが狭く、4,5~8円のレンジ内で推移しているので少額の証拠金で運用できます。
10,000通貨の場合、約2,500円の証拠金があれば取引可能です!(2022年2月現在)
FX自動売買の口座比較
メキシコペソ円を自動売買できる口座を比較してみました。
▼メキシコペソ円の口座比較
証券口座/項目 | スプレット | スワップポイント | 最低取引通貨 | 利益幅 | 取引レート |
---|---|---|---|---|---|
MATSUI FX (松井証券) |
0.3銭 | 24円 | 1通貨 | 自由 | レンジ内 |
ループイフダン (アイネット証券) |
1.0銭 | 22円 | 10,000通貨 | 選択制 | 追尾 |
トラリピ (マネースクエア) |
2.8銭 | 13円 | 1,000通貨 | 自由 | レンジ内 |
※2023年4月24日現在
※スワップポイントは10,000通貨あたりの1日の平均
使っている口座があればその口座を使ってもいいですし、使っている口座がなければその時点で条件のいい口座を選ぶのがいいと思います。
2023年4月現在ではMATSUI FXが1番スプレットが狭く、スワップポイントが高くなっています。
(スプレットとスワップポイントは変動します)
最低取引通貨は1通貨なので、少ない資金で取引できます。
メキシコペソ円の自動売買設定
MATSUI FXの自動売買の設定は5つの項目を決めるだけなので簡単です。(任意項目もあり)
MATSUI FXで運用している「メキシコペソ円」の設定を紹介していきます!
メキシコペソ/円の自動売買では、売買は「買」になります!
「売」はマイナスのスワップポイントが多いので設定していません。
私は10,000通貨で取引しているので、運用資金は30万円です。
想定レンジ
想定レンジは過去のレンジから決めています。
2009年以降約4.5~8.5のレンジ内で推移しているので、このレンジを想定レートとします。
自動売買設定画面
想定レンジから下記のように自動売買設定をしていきます。(2023年11月時点)
- 買:8.0~9.5で注文値幅5pips※
- 利幅は2.5pips固定
- 数量は1(10,000通貨)
※旧設定期間(2023/11~2024/5)は買:4.5~8.5で注文値幅5pips
レンジ内買のみで、2.5pips間隔で注文しています。
運用停止ラインは設定なし。
1決済の利益は500円(スワップ含まず)。
想定レンジの通りに注文しても注文価格がずれてしまうので、画像付きで注文画面を紹介していきます。
実際の入力する値は画像の値になります!
▼設定画面①
想定レンジは8.0~9.5円ですがその通りに注文しても価格がずれてしまうので、「8.0~9.55」で設定します。
▼注文確認画面①
▼設定画面②
▼注文確認画面②
注文値幅(pips)が5pips以下に設定できないので、2回に分けて設定しています!!
追加設定
現在(2023/11)はメキシコペソのレートが8.5円を超えているので8.5~9円のレンジを追加しています。
(資金は5万円追加)
▼設定画面
注意点
FX(今回紹介した設定)は利益を狙える一方、リスクもあるので注意しましょう。
下記に注意点を5つまとめました。
- 預金とは違い元本保証ではない
- 絶対勝てる(負けない)という設定ではない
- スワップポイントやスプレットはずっと固定ではない
- 想定レンジから上振れ、下振れして損失になる可能性がある
- 証拠金が足りなくなるとロスカットされる
預金とは違い元本保証ではありません。
将来上昇(下落)するかは誰にもわかないので、絶対勝てる(負けない)わけではありません。
スワップポイントやスプレットは取引業者や政策金利、取引量などいろいろな条件によって変動します。
想定レンジは過去の推移から計算したものなので、上振れ、下振れして損失になる可能性があります。
証拠金が足りなくなるとロスカットされますが、一定の資産を守る役割があるので安全装置にもなります。
取引する前にリスクを正しく理解しておきましょう。
まとめ
今回はメキシコペソ円の自動売買について下記3つを紹介しました。
- 口座比較
- メキシコペソ円を運用する理由
- 設定と運用実績
メキシコペソ円についてMATSUI FX(松井証券)で運用する理由は、自動売買の口座の中で「スワップポイントが高い」、「スプレットが狭い」からです。
私の設定と同じにしてもいいですし、「メキシコペソ円 FX自動売買設定」などで検索すれば他の方の設定もでてくるので参考にしてもいいと思います。
メキシコペソ円で自動売買を始めてみようかという人に、今回の記事が参考になれば幸いです。