初心者で知識がないけど大丈夫?
運用実績が知りたい。


FX歴は5年以上です!
その悩みを解決できるような記事を書きました!
この記事を読むとユーロポンドの自動売買について、下記3つがわかります。
- ユーロポンドの特徴
- ユーロポンド自動売買の設定
- ユーロポンド自動売買の運用実績
私はFXでは9通貨ペア以上で自動売買していて、通貨毎に口座を決めています。
FXで自動売買を始めようという方の参考になるように、運用実績や設定について紹介していきます!
目次
FX自動売買の運用実績
MATSUI FX(松井証券)では2023/12からユーロポンドの自動売買をはじめました。
想定レンジは0.80~0.95、現在は「売」のみになります。
運用実績は下記になります。(毎月更新予定)
◆設定期間:2025/2/25〜
年月 | 評価損益 | 確定損益 | 累計損益 | 当月利回り |
---|---|---|---|---|
2025/6 | -126,456円 | +126,115円 | -341円 | +0.00% |
2025/5 | -36,335円 | +126,115円 | 89,780円 | +3.65% |
2025/4 | -55,208円 | +86,018円 | 30,810円 | +7.02% |
2025/3 | -13,788円 | +8,824円 | -4,964円 | +0.50% |
2025/2 | 2,966円 | +3,327円 | 6,293円 | +0.30% |

ユーロポンドの特徴
ユーロポンドの特徴は下記です。
- 値動きが穏やかでレンジ相場になりやすい
- 経済指標の影響を受けやすい
- 金利差が小さくスワップ狙いには不向き
- ブレグジット以降もポンドは不安定な要素あり
- スプレッドが狭く取引コストが低い
値動きが穏やかでレンジ相場になりやすい
ユーロとポンドは経済的に強く結びついており、極端な値動きが起こりにくいです。
狭い値幅で上下するレンジ相場が多く、自動売買やコツコツ型のトレードに向いています。
1985年から2023年まで0.55~0.95のレンジ内で推移しています。
▼ユーロポンドチャート
経済指標の影響を受けやすい
ユーロ圏とイギリスの経済指標(GDP、インフレ率、失業率など)や中央銀行(ECB・BOE)の政策発表が相場を動かします。
特に金利発表時は短期的な変動に要注意。
金利差が小さくスワップ狙いには不向き
2025年現在では、ユーロとポンドの政策金利差はそれほど大きくないため、スワップポイントは少なめです。
長期保有よりも、短期〜中期の自動売買やトレンドフォローに向いた通貨ペアです。
ブレグジット以降もポンドは不安定な要素あり
イギリスはEUを離脱して以降、ポンドの先行きに不透明感が残る場面もあります。
ユーロに対してポンドが売られる場面もあり、政治要因にも注意が必要です。
スプレッドが狭く取引コストが低い
EUR/GBPは主要通貨ペアの一つであるため、スプレッド(売買価格の差)が狭く、取引コストが低いのが魅力です。
自動売買やデイトレードでもコストを抑えた運用が可能です。
FX自動売買の口座比較
ユーロポンドを自動売買できる口座を比較してみました。
▼ユーロポンドの口座比較
証券口座/項目 | スプレット | スワップポイント(買/売) | 最低取引通貨 | 利益幅 | 取引レート |
---|---|---|---|---|---|
MATSUI FX (松井証券) |
1.1銭 | -49円/42円 | 1通貨 | 自由 | レンジ内 |
ループイフダン (アイネット証券) |
4pips | -53円/47円 | 1,000通貨 | 選択制 | 追尾 |
トラリピ (マネースクエア) |
3.7pips※1 | -41円/33円 | 1,000通貨 | 自由 | レンジ内 |
※2023年11月25日現在
※スワップポイントは10,000通貨あたりの1日の平均
※1:取引画面のBidとAskの差でスプレッドを記載(公式サイトでは非公開の為)
使っている口座があればその口座を使ってもいいですし、使っている口座がなければその時点で条件のいい口座を選ぶのがいいと思います。
2023年11月現在ではMATSUI FXが1番スプレットが狭く、ループイフダンがスワップポイントが多くなっています。
(スプレットとスワップポイントは変動します)
MATSUI FXは最低取引通貨は1通貨なので、少ない資金で取引できます。
ユーロポンドの自動売買設定
私のMATSUI FXで運用している「ユーロポンド」の設定を紹介していきます!
MATSUI FXの自動売買の設定は5つの項目を決めるだけなので簡単です。(任意項目もあり)
ユーロポンドの自動売買では、売買は「売」のみ。
買はスワップポイントがマイナスになるので、プラスの売のみ設定。
下記のユーロとポンドの政策金利をみてみると、2014年以降はポンドの金利の方が高くなっています。
▼ユーロ(欧州)とポンド(イギリス)の政策金利推移
出典:マネーパートナーズ
参考ページ欧州政策金利の推移(EUR)
参考ページ英国政策金利の推移(GBP)
運用資金は200万円(必要証拠金130万円)で数量が0.1(1,000通過)です。
数量を変更すれば少額でも運用可能。
数量を0.01(100通過)で設定すれば運用資金は20万円になります!
数量は設定した後からでも「設定照会」から編集可能。

想定レンジ
想定レンジは過去のレンジから決めています。
▼ユーロポンドチャート
2016年以降0.82~0.95のレンジ内で推移しているので、このレンジ内を想定レートとします。
資金効率をよくするために、2016年の英国のEUからの離脱(ブレグジット)が可決された時の期間は除外。(一時的なことですぐに想定レンジ幅に戻ってきたため)
想定レンジから外れた場合は、状況によって設定するようにします。
レンジが想定レンジから外れて動くようになった場合は設定変更、〇〇ショックなどで値動きが激しいときは様子見のような感じ。
自動売買設定
想定レンジから運用資金200万円で、下記のように自動売買設定をしています。
- ①②売:0.80~0.95で注文値幅10pips
- 利幅は70pips固定
- 数量は0.1(1,000通貨)
- 運用停止ラインは設定なし
- 注文本数は158本
※2025年2月時点
想定レンジの通りに注文しても注文価格がずれてしまうので、画像付きで注文画面を紹介していきます。
実際の入力する値は画像の値になります!
1つの設定で100注文までしか登録できないので、売買とも複数登録する必要があります。
▼注文画面①売
注文レンジ上限:0.89800
注文レンジ下限:0.79300
▼注文確認画面①売

注文価格や決済価格も確認できるのでわかりやすいですね!!
▼注文画面②売
注文レンジ上限:0.95700
注文レンジ下限:0.89200

注意点
自動売買は便利ですが、「絶対に勝てる」わけではありません。
運用する際は下記に注意して自己責任で行いましょう。
- 元本保証ではない
- 想定レンジからの外れる
- ロスカットのリスク
FXは元本保証ではありません。リスクを理解した上で運用する必要があります。
相場が想定レンジを外れると、含み損が拡大する可能性があります。
証拠金が不足するとロスカットされる可能性があります。
まとめ
今回は、ユーロポンド(EUR/GBP)の自動売買について、以下の3つのポイントをご紹介しました。
- ユーロポンドの通貨ペアとしての特徴
- 自動売買に適した設定例
- 実際の運用実績とその結果
ユーロポンドの自動売買は「レンジ相場になりやすい」、「スプレッドが狭い」、「金利差が小さく価格が安定しやすい」という特性を活かしやすい通貨ペアです。
設定については私と同じでも構いませんし、
「ユーロポンド 自動売買 設定」などで検索すれば他の投資家の設定例もたくさん出てくるので、参考にすると良いと思います。
私自身いろいろ試して、今は「売買益+スワップポイント」を両立できる設定に落ち着いています。
📌 通貨ペアごとに設定と運用実績を公開しています!
メキシコペソ/円 豪ドル/NZドル ユーロ/ポンド 米ドル/カナダドル ドル/スイスフラン ユーロ/スイスフラン ノック/セック 豪ドル/カナダドル NZドル/カナダドル