初心者で知識がないけど大丈夫?
運用実績が知りたい。


FX歴は5年以上です!
その悩みを解決できるような記事を書きました!
この記事を読むとドルスイスフランの自動売買について、下記3つがわかります。
- ドルスイスフランの特徴
- 口座比較
- 設定と運用実績
私はFXでは9通貨ペア以上で自動売買していて、通貨毎に口座を決めています。
FXでドルスイスフランの自動売買を始めようという方の参考になるように、運用実績や設定について紹介していきます!
目次
FX自動売買の運用実績
MATSUI FX(松井証券)では2025年3月からドルスイスフランの自動売買をはじめました。
想定レンジは0.840~0.941で、「買」のみになります。
運用実績は下記になります。(毎月更新予定)
◆設定期間:2025/3/17〜
年月 | 評価損益 | 確定損益 | 累計損益 | 当月利回り |
---|---|---|---|---|
2025/6 | -532,060 | 157,112 | -374,948> | 0.83% |
2025/5 | -334,336 | 140,454 | -193,882 | 3.04% |
2025/4 | -254,906 | 79,555 | -175,351 | 3.70% |
2025/3 | 6,839 | 5,493 | 12,332 | 0.92% |

ドルスイスフランの通貨ペアの特徴
ドルスイスフランの特徴は下記です。
- スイスフランは「安全通貨」として人気
- アメリカの経済・FRB政策が相場のカギ
- 取引コストが低くて取引しやすい
- スイス国立銀行(SNB)の為替介入に注意
- 安定したレンジ相場になりやすい
スイスフランは「安全通貨」として人気
世界的に金融危機やリスクが高まると、スイスフランが買われやすくなります。
そのため、USD/CHFは市場が不安定な時にフラン高・ドル安になりやすい特徴があります。
リスク回避の動きを理解することが重要です。
アメリカの経済・FRB政策が相場のカギ
USD/CHFは米ドルの動きに大きく左右されます。
特にFRBの利上げ・利下げなど金融政策の発表は大きな値動きを招きます。
最新のアメリカ経済指標や政策発表には常に注目しましょう。
取引コストが低くて取引しやすい
USD/CHFは流動性が高く、スプレッド(売買価格の差)が狭いです。
そのため、短期トレードや自動売買に向いています。
コストを抑えて効率よく取引したい方におすすめの通貨ペアです。
安定したレンジ相場になりやすい
USD/CHFは激しい値動きが少なく、一定の価格帯で上下することが多いです。
そのため、レンジトレードや自動売買をしたいトレーダーに人気があります。
▼ドル/スイスフランチャート
2011年以降大体0.84~1.03のレンジ内で推移しています(画像の赤枠)。
現在(2025年3月時点)はレートが下の方にあるので、買いでスワップポイントを貰いながら自動売買するのに有利な状況になっています。
アメリカの政策金利は4.50%で、スイスは0.50%なので4%の差があります。(2025年3月時点)
金利差が大きいほど、貰えるスワップポイントが多くなります。
下記のアメリカドルとスイスフランの政策金利をみてみると、スイスフランの金利の方が高くなっています。
▼アメリカドル(USD)とスイスフラン(CHF)の政策金利推移
出典:マネーパートナーズ
参考ページ米国政策金利の推移(USD)
参考ページスイス政策金利の推移(CHF)
自動売買で決済されない期間でも、毎日スワップポイントが貰えるのは嬉しいですね!
スイス国立銀行(SNB)の為替介入に注意
スイス国立銀行はスイスフラン高を抑えるために、市場介入を行うことがあります。
過去には大きな介入で相場が急変動したこともあるので、SNBの動向は必ずチェックしましょう。
FX自動売買の口座比較
ドルスイスフランを自動売買できる口座を比較してみました。
▼ドルスイスフランの口座比較
証券口座/項目 | スプレット | スワップポイント | 最低取引通貨 | 利益幅 | 取引レート |
---|---|---|---|---|---|
MATSUI FX (松井証券) |
1.6銭 | 160円 | 1通貨 | 自由 | レンジ内 |
ループイフダン (アイネット証券) |
4.0銭 | 0円 | 1,000通貨 | 選択制 | 追尾 |
※2025年3月15日現在
※スワップポイントは10,000通貨あたりの1日の平均
使っている口座があればその口座を使ってもいいですし、使っている口座がなければその時点で条件のいい口座を選ぶのがいいと思います。
現在(2025年3月)ではMATSUI FXが1番スプレットが狭く、スワップポイントが高くなっています。
(スプレットとスワップポイントは変動します)
最低取引通貨は1通貨なので、少ない資金で取引できます。
ドルスイスフランの自動売買設定
私がMATSUI FXで運用している「ドルスイスフラン」の設定を紹介していきます!
MATSUI FXの自動売買の設定は5つの項目を決めるだけなので簡単です。(任意項目もあり)
ドルスイスフランの自動売買では、売買は「買」になります!
「売」はマイナスのスワップポイントが多いので設定していません。
運用資金は200万円(必要証拠金60万円)で数量が0.1(1,000通過)です。
数量を変更すれば少額でも運用可能。
数量を0.01(100通過)で設定すれば運用資金は10万円になります!
数量は設定した後からでも「設定照会」から編集可能。

想定レンジ
想定レンジは過去のレンジから決めています。
▼ドル/スイスフランチャート(過去5年間)
資金効率をよくするために過去5年間のレンジから設定します。
2020年以降大体0.84~1.00のレンジ内で推移(画像の赤枠)しているので、こちらを想定レンジとします。
自動売買設定画面
想定レンジから下記のように自動売買設定をしています。
- 買:0.8400~0.9410で注文値幅10pips
- 利幅は60pips固定
- 数量は0.1(1,000通貨)
- 運用停止ラインは設定なし
- 注文本数は97本
※2025年3月時点
運用資金200万円(必要証拠金60万円)での、ロスカット値は0.79028(全てのポジション保有時)
証拠金シミュレーションで計算
想定レンジの通りに注文しても注文価格がずれてしまうので、画像付きで注文画面を紹介していきます。
実際の入力する値は画像の値になります!
1つの設定で100注文までしか登録できないので、想定レンジ外になりそうな時は設定(0.9410以上)を追加します。
▼注文画面
注文レンジ上限:0.9410
注文レンジ下限:0.8400
▼注文確認画面

注文価格や決済価格も確認できるのでわかりやすいですね!!
注意点
自動売買は便利ですが、「絶対に勝てる」わけではありません。
運用する際は下記に注意して自己責任で行いましょう。
- 元本保証ではない
- 想定レンジからの外れる
- ロスカットのリスク
FXは元本保証ではありません。リスクを理解した上で運用する必要があります。
相場が想定レンジを外れると、含み損が拡大する可能性があります。
証拠金が不足するとロスカットされる可能性があります。
まとめ
今回はドルスイスフランの自動売買について下記3つを紹介しました。
- ドルスイスフランの特徴
- 口座の比較
- 設定方法と運用実績
ドルスイスフランの主な特徴は下記です。
- スイスフランは「安全通貨」として人気
- アメリカの経済・FRB政策が相場のカギ
- 取引コストが低くて取引しやすい
- スイス国立銀行(SNB)の為替介入に注意
- 安定したレンジ相場になりやすい
設定は、私の方法を真似しても良いですし、「ドルスイスフラン FX自動売買設定」と検索すれば他の人の設定例もたくさん見つかります。
参考にして、自分に合った設定を探してみてくださいね。
私自身いろいろ試して、今は「売買益+スワップポイント」を両立できる設定に落ち着いています。
📌 通貨ペアごとに設定と運用実績を公開しています!
メキシコペソ/円 豪ドル/NZドル ユーロ/ポンド 米ドル/カナダドル ドル/スイスフラン ユーロ/スイスフラン ノック/セック 豪ドル/カナダドル NZドル/カナダドル