初心者で知識がないけど大丈夫?
運用実績が知りたい。


FX歴は5年以上です!
その悩みを解決できるような記事を書きました!
この記事を読むと豪ドルNZドルの自動売買について、下記3つがわかります。
- 豪ドルNZドルの通貨ペアの特徴
- 口座の選び方
- 豪ドルNZドル自動売買の設定と運用実績
私はFXでは9通貨ペア以上で自動売買していて、通貨毎に口座を決めています。
FXで自動売買を始めようという方の参考になるように、運用実績や設定について紹介していきます!
目次
FX自動売買の運用実績
MATSUI FX(松井証券)では2023/5/15から豪ドルNZドルの自動売買をはじめました。
想定レンジは1.00~1.150で、「買」は1.00~1.075、「売」は1.050~1.150で一部両建てになります。
運用実績は下記になります。(毎月更新予定)
◆設定:2025/2/25〜
年月 | 評価損益 | 確定損益 | 累計損益 | 当月利回り |
---|---|---|---|---|
2025/6 | -20,456円 | +157,928 | 137,472 | +0.96% |
2025/5 | -117,767円 | +144,642 | 26,875 | +0.96% |
2025/4 | -18,841円 | +125,346 | 106,505 | +5.89% |
2025/3 | -23,550円 | +7,510 | -16,040 | +0.63% |
2025/2 | -761円 | +0 | -761 | +0.00% |

豪ドルNZドルの通貨ペアの特徴
FX自動売買で運用している豪ドルNZドルの特徴は下記になります。
- 経済連動性が高く、安定しやすい
- 政策金利差によるスワップポイント差
- コモディティ相場の影響を受けやすい
- 中長期的にレンジ相場を形成しやすい
- 突発的な変動はやや少ない
経済連動性が高く、安定しやすい
オーストラリアとニュージーランドは地理的にも経済的にも密接な関係があります。
貿易構造や政策も似ているため、通貨同士の値動きが比較的穏やかでレンジ相場を形成しやすい傾向があります。
これは自動売買に適した通貨ペアとされる大きな理由です。
政策金利差によるスワップポイント差
両国の政策金利差がスワップポイントに反映されやすく、年によっては買いスワップがプラスになることも。
ただし、金利差が逆転するとマイナススワップになる可能性もあるため、事前確認が大切です。
コモディティ相場の影響を受けやすい
オーストラリアは鉄鉱石や石炭、ニュージーランドは乳製品の輸出が経済の柱となっており、商品価格(コモディティ価格)に大きく左右されるのが特徴です。
たとえば中国の経済動向が両国に波及し、通貨レートが動くこともあります。
中長期的にレンジ相場を形成しやすい
過去10年のチャートでもわかる通り、AUD/NZDは1.02~1.12前後のレンジで推移する傾向があります。
トレンドよりも「上下に往復する動き」が多いため、トラリピやグリッドトレードなどの自動売買戦略に非常に相性が良いです。
突発的な変動はやや少ない
米ドル絡みの通貨と比較すると、地政学的リスクや国際金融イベントの影響を受けにくいです。
突発的な乱高下が少なく、安定した値動きを好むトレーダーに人気があります。
ただし、RBA(豪準備銀行)やRBNZ(NZ準備銀行)の発言には一定の注意が必要です。
口座の選び方
豪ドルNZドルを自動売買できる口座を比較してみました。
▼豪ドルNZドルの口座比較
証券口座/項目 | スプレット | スワップポイント(買/売) | 最低取引通貨 | 利益幅 | 取引レート |
---|---|---|---|---|---|
MATSUI FX (松井証券) |
2.5銭 | -39円/32円 | 1通貨 | 自由 | レンジ内 |
ループイフダン (アイネット証券) |
5銭 | -9円/7円 | 10,000通貨 | 選択制 | 追尾 |
トラリピ (マネースクエア) |
4銭 | -42円/34円 | 1,000通貨 | 自由 | レンジ内 |
※2023年5月10日現在
※スワップポイントは10,000通貨あたりの1日の平均
使っている口座があればその口座を使ってもいいですし、使っている口座がなければその時点で条件のいい口座を選ぶのがいいと思います。
2023年5月現在ではMATSUI FXが1番スプレットが狭く、ループイフダンがスワップポイント差が狭くなっています。
(スプレットとスワップポイントは変動します)
MATSUI FXは最低取引通貨は1通貨なので、少ない資金で取引できます。
豪ドルNZドルの自動売買設定
私のMATSUI FXで運用している「豪ドルNZドル」の設定を紹介していきます!
MATSUI FXの自動売買の設定は5つの項目を決めるだけなので簡単です。(任意項目もあり)
豪ドルNZドルの自動売買では、売買は「買」と「売」になります!
下記のオーストラリアとニュージーランドの政策金利をみてみると、金利差は狭い傾向にあるのがわかります。
▼オーストラリア(AUD)とニュージーランド(NZD)の政策金利推移
出典:マネーパートナーズ
参考ページ豪州政策金利の推移(AUD)
参考ページNZ政策金利の推移(NZD)
運用資金は200万円(必要証拠金110万円)で数量が0.2(2,000通過)【コアレンジ】と0.1(1,000通過)【サブレンジ】です。
数量を変更すれば少額でも運用可能。
数量を0.02(200通過)と0.01(100通過)で設定すれば運用資金は20万円になります!
数量は設定した後からでも「設定照会」から編集可能。

想定レンジ
想定レンジは過去のレンジから決めています。
▼AUDNZDチャート
2014年以降1.0~1.15のレンジ内で推移しているので、このレンジを想定レートとします。
自動売買設定画面
想定レンジから運用資金200万円で、下記のように自動売買設定をしています。
- 買①:1.000~1.025で数量0.1(1,000通貨)
- 買②:1.025~1.075で数量0.2(2,000通貨)
- 売①:1.050~1.100で数量0.2
- 売②:1.100~1.150で数量0.1
- 利幅は60pips
- 注文値幅10pips
- 運用停止ラインは設定なし
- 注文本数は180本
※2025年2月時点
買①と売②のレンジ内になる期間は短いので、数量0.2にしています。
1.025~1.100は一部だけ買と売の両建てで、数量0.4で注文になります。
想定レンジの通りに注文しても注文価格がずれてしまうので、画像付きで注文画面を紹介していきます。
実際の入力する値は画像の値になります!
▼注文画面(買①)
上限:1.03100
下限:0.99900
数量:0.1
▼注文確認画面(買①)

注文価格や決済価格も確認できるのでわかりやすいですね!!
▼注文画面(買②)
上限:1.08100
下限:1.02500
数量:0.2
▼注文画面(売①)
上限:1.10000
下限:1.04400
数量:0.2
▼注文画面(売②)
上限:1.15000
下限:1.09400
数量:0.1

注意点
自動売買は便利ですが、「絶対に勝てる」わけではありません。
運用する際は下記に注意して自己責任で行いましょう。
- 元本保証ではない
- 想定レンジからの外れる
- ロスカットのリスク
FXは元本保証ではありません。リスクを理解した上で運用する必要があります。
相場が想定レンジを外れると、含み損が拡大する可能性があります。
証拠金が不足するとロスカットされる可能性があります。
まとめ
今回は、豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の自動売買について、以下の3つのポイントをご紹介しました。
- 豪ドルNZドルの特徴と値動きの傾向
- 自動売買におすすめのFX口座
- 具体的な設定方法と実際の運用実績
豪ドルNZドルは、経済的に連動性が高く、レンジ相場を形成しやすいため、自動売買との相性が抜群です。
設定は私と同じでも構いませんが、
「豪ドルNZドル 自動売買 設定」などで検索すれば、他のトレーダーの設定例もたくさん見つかるので、いろいろ比較してみるのもおすすめです。
「低リスクで着実に利益を狙いたい」という方には、AUD/NZDの自動売買はかなり相性の良い通貨ペアです。
私自身いろいろ試して、今は「売買益+スワップポイント」を両立できる設定に落ち着いています。
📌 通貨ペアごとに設定と運用実績を公開しています!
メキシコペソ/円 豪ドル/NZドル ユーロ/ポンド 米ドル/カナダドル ドル/スイスフラン ユーロ/スイスフラン ノック/セック 豪ドル/カナダドル NZドル/カナダドル